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どん底の雄星、それでも信じた 絶対的エースに成長

2018/09/30 12:38
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 プロ野球・西武ライオンズが30日、10年ぶりとなるリーグ優勝を果たした。2010年、11年の西武担当記者が、今季チームの投手陣を引っ張った菊池雄星の印象的なシーンを振り返った。

 今から8年前。ルーキーだった西武の菊池雄星は、どん底にいた。左肩痛でろくに投げることもできず、コーチから暴力を受けたことが表沙汰になるなど、不本意にも野球以外の部分で注目されることが多かった。花巻東高(岩手)で甲子園をわかせ、鳴り物入りで入団したが、「雄星は終わった」という声すら耳にするほどだった。

 大谷はもちろんすごい。レーザービームのような右腕の直球に対し、雄星のそれは、「漫画のようにボールが大きくなって打者に迫ってくる感覚」で、恐怖心すら与えるのだという。

 ただ、流石部長の言葉を借りれば、「どんなスポーツでも日本代表になれるくらいの運動能力がある」という大谷に対し、雄星は「ピッチャー以外はうまくない」。実際、雄星が縄跳びをしているのを見たことがあるが、へたくそだった。不器用ゆえ、成長に時間がかかる部分があっただけのことなのだ。

 雄星は1年目のオフ、高校時代の仲間から「お前らしくやればいい」と励まされたことで、周囲の雑音を気にすることはなくなった。ゆっくりだが着実に成長を続け、今季は絶対的エースとして自身初の優勝を手にした。誰より、雄星自身が己の力を信じた証しだ。元担当としてこんなにうれしいことはない。

出典: asahi.com

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