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タイで強まる軍政不信 総選挙先送りに抗議集会

2018/03/12 23:54
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タイで強まる軍政不信 総選挙先送りに抗議集会

 【バンコク浜田耕治】2014年5月のクーデター以降、軍が実権を握り続けるタイで、学生らによる反政府集会が拡大の様相を見せている。10日の首都バンコクの集会は300人規模となり、民政復帰に向けた総選挙の先送りを繰り返す軍事政権への不信の高まりを浮き彫りにした。

 「軍政は出ていけ」「国民が選挙の実施時期を決めるべきだ」。10日夕、ステージに登壇した学生らがマイクで叫ぶと、タマサート大のサッカー場に集まった約300人の市民から拍手と歓声が湧き起こった。

 集会のリーダーは声明を読み上げ、軍政は権力を守るために選挙を先送りしていると主張。軍政の解散と総選挙の11月実施、5人以上の政治集会の禁止措置を解くよう要求した。参加者らは軍に見立てた戦車の絵をロープで引き回し、次々に足で踏みつけた。

 いら立ちの背景には、度重なる軍政の約束破りがある。プラユット暫定首相は総選挙について「18年11月ごろに行う」と明言していたが、2月末には「19年2月までに行う」と先送りを表明した。世論調査では6割以上がその信用性に疑問を示し、政党関係者からは「とうの昔に信じるのをやめた」(タイ貢献党幹部のワタナー元商業相)と皮肉る声が上がっていた。

 タイでは総選挙の延期が濃厚になった1月下旬から、毎週のように反政府集会が開かれており、今回は2月10日の約200人を上回る規模となった。学生や活動家らは逮捕覚悟で集会に臨んでおり、要求が実現しなければ「われわれが軍政を追放する」とデモの強化をちらつかせた。

出典: nishinippon.co.jp

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