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バイオ燃料電池でアオコ発生抑制 岡山大大学院教授ら装置開発中: 山陽新聞デジタル|さんデジ

2018/08/26 1:40
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 夏場にダムや池で繁殖し、悪臭や魚の大量死の原因となるアオコの発生を抑える装置「バイオ燃料電池」の開発を岡山大の研究グループが進めている。バクテリアから取り出した酵素で、アオコの養分となるリンが水中に溶け出すのに使われる電子をキャッチする。電池の仕組みを利用したシンプルな構造のため、低コストで高い効果が見込めるという。

 岡山大大学院環境生命科学研究科の田村隆教授らのグループが2017、18年度、文部科学省の補助金を基にした岡山県からの研究委託費1900万円を受け、5年計画で実用化を目指している。

 負極から正極に電子が流れる電池の仕組みを応用。リンは、水素や硫化水素から電子を受け取ると水に溶けやすくなるため、水中に置いた負極で電子をキャッチ。導線でつないだ湖面の正極に送り出した電子を酸素に受け取らせる。

 夏場のダムや池では、強い日差しで暖まった表層部と冷たい深層部との間で対流が起こらなくなる。その結果、酸素が深層部に行き渡らなくなり、水素、硫化水素を排出するバクテリアが繁殖する。バイオ燃料電池では、これとは別のバクテリアを培養して遺伝子を組み換え、水素、硫化水素の電子を奪う特定酵素を抽出し、負極にコーティングする。

 電極を沈め、導線で結ぶだけ。水中を攪拌(かくはん)したり、圧縮空気を送り込んだりといった従来の手法に比べ安価に設置・運用でき、景観を損なうこともないという。

出典: sanyonews.jp

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