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ミツバツツジに13の新種 宮崎市の南谷さんら命名、世界に発信 半世紀かけ収集 1万点を分析

2018/05/16 11:09
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ミツバツツジに13の新種 宮崎市の南谷さんら命名、世界に発信 半世紀かけ収集 1万点を分析

 主に太平洋側の山間地の岩場などに分布し、淡い赤紫の美しい花が親しまれてきたミツバツツジについて、宮崎植物研究会会長の南谷忠志さん(77)=宮崎市=が、13の新種を発表した。半世紀にわたり収集してきた約1万点に上る標本資料を比較分析した成果で、国立科学博物館や東北大の研究者の協力を得て作成した研究論文を4月発行の「植物研究雑誌」に掲載した。

 ミツバツツジは、地域や生育環境によって複雑な分化をしており、一部の特徴的な種を除いて分類が混乱してきたという。高校の生物教諭だった南谷さんは20代から植物標本を収集し、図鑑と照合してもよく分からなかったミツバツツジの収集に特に力を入れた。定年退職後、本格的に収集と分析に取り組んだ。観察を重ねる中で、つぼみに付く花数や、めしべや葉の裏などに粘液を分泌する腺毛の有無、果実の形などを分類の基準に定めたという。

 発表した13種のうち7種類が九州で自生し、4種類は宮崎県内のもの。命名した和名には、分布する同県高千穂町岩戸の地名にちなんだイワトミツバツツジや、九州山地に固有だということで名付けたキュウシュウミツバツツジなどがある。論文は、国際的な植物の命名規約に従っており、新種名は世界に発信される。

 南谷さんは「分からない種を、自分で解明してやろうと意気込んだのが始まり。50年かけてやっと区切りが付いた。宮崎がミツバツツジの宝庫だということを世界に知らせたい」と話している。

出典: nishinippon.co.jp

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