ブラジルから1セットでも奪えば3次ラウンド進出が決まる中田ジャパン。第1セット、日本はストレートでの勝利が条件のブラジルに押し込まれます。強烈なスパイクをたたき込まれ、終盤まで追いかける苦しい展開。それでもあきらめない。22-17から日本が逆襲。石井選手の連続スパイクが決まり、これで3点差とします。
さらに、守備でも。日本バレーの真骨頂、粘りを見せます。アウトの判定にも、中田監督のチャレンジの結果、インの判定。追い上げる日本は、チーム最年長・荒木選手のサーブ。さらに荒木選手がもう1本。怒とうの5連続ポイントでついに同点。この後、1点ずつを取り合い23-23となります。先にセットポイントを迎えるのはどちらなのか。ポイントは日本。土壇場でひっくり返します。そして日本のセットポイント。なんと、大逆転で第1セットを先取。この瞬間、日本の3次ラウンド進出が決まりました。
しかし、すんなりといかないのが世界大会の怖さ。3セット目以降はブラジルが底力を発揮し、フルセットの末、逆転負け。それでも中田ジャパン、本当の戦いはこれからです。
出典: news.tbs.co.jp