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「二つ目」衆の「成金」ブレーク 若手トップを快走

2018/01/03 3:00
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「二つ目」衆の「成金」ブレーク 若手トップを快走

 若手に注目が集まる演芸界。そのトップを走るのが落語芸術協会(芸協、桂歌丸会長)の二つ目の落語家、講談師11人で作る「成金」だ。今年4月に開かれる春恒例の毎日新聞落語会「渋谷に福来たるSPECIAL」でも「春成金」の会に個性豊かな成金メンバー、柳亭小痴楽、春風亭昇々、桂宮治、神田松之丞の4人が登場。戌(いぬ)年だけに、今年もワンワンと客席を沸かしてくれそうだ。

 宮治 仲のいいメンバーで本気で殴りあえる場所。毎週(成金寄席を)やってきたことで、みんなのいいところを吸収できたし。漫談マクラがそんなにうまくなかった人が、1年後、2年後にめっちゃしゃべれるようになっていたり……。

 小痴楽 うまく食いついてもらえました。歌丸、小遊三、昇太といった芸協の看板師匠が、「出てやるからやれ」って相談に乗ってくれた。芸協だけでなく、落語協会の権太楼師匠、喬太郎師匠、三三師匠、一之輔師匠も「成金」との会をやってくれました。

 松之丞 上の人たちがコツコツ種をまいてきてくれて、若い人に注目していただける環境作りが整備されてきたと思います。感謝です。らくごカフェとかテイトとか、50くらいの小屋ができて、インフラみたいなところから、若い人を応援する楽しさみたいなのが広がった。ベテランはすごすぎて、1年でそんなに変わらないじゃないですか。でも我々は結構変わるので。

 昇々 僕は毎年一緒ですけど、「昇々落語」を完成させたい。自由自在にやるっていうのが僕のモットーなんで。たぶん今年には昇々落語は完成します。新作でも古典と戦っている感じになれば。

 宮治 僕はちょうど10周年。特に昨年が本厄で、いろんなタイミングでうまくいかないのが続いていた。今年は停滞していた自分がもう一つ上に行けるような努力ができればなと思います。滑稽噺(ばなし)で来たので、人情噺や怪談噺を今から仕込んでいきたい。

りゅうてい・こちらく 落語家。1988年12月13日生まれ。2005年「ち太郎」で初高座。09年11月、二つ目昇進し、三代目柳亭小痴楽となる。11年、北とぴあ若手落語家競演会奨励賞。父は五代目柳亭痴楽。

しゅんぷうてい・しょうしょう 落語家。1984年11月26日生まれ。2007年、春風亭昇太に入門し、「昇々」。11年4月、二つ目昇進。16年、第2回渋谷らくご大賞。BSフジ「ポンキッキーズ」(毎週日曜)メインMC。

かつら・みやじ 落語家。1976年10月7日生まれ。2008年2月、桂伸治門下として楽屋入り。12年3月、二つ目昇進。同年NHK新人演芸大賞落語部門大賞、14年度国立演芸場「花形演芸大賞」銀賞。

かんだ・まつのじょう 講談師。1983年6月4日生まれ。2007年11月、三代目神田松鯉に入門。12年6月、二つ目昇進。16年度国立演芸場「花形演芸大賞」銀賞。著書に「絶滅危惧職、講談師を生きる」(新潮社)。

出典: mainichi.jp

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