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「今だからこそ、働き方改革」中編 りゅうせき商事社長 富原加奈子さん DEAR WOMAN(2)

2017/02/14 0:30
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「今だからこそ、働き方改革」中編 りゅうせき商事社長 富原加奈子さん DEAR WOMAN(2)

 女性登用をリードしてきたりゅうせきグループの富原加奈子さん(りゅうせき商事社長)。自身の仕事、家事、育児の経験から、今、経営者として感じるのは「そもそも、これまでの日本の働き方がおかしい」ということです。

 そうそう、そこにスポットライトを当てないと、そもそも解決しないよね、って思います。男性は残業もあって、管理職になればば土日も夜もなんて当たり前だよ、というのは、これまで女性が家庭を支えてきたからできたこと。でも、女性が働きに出たら、それはできなくなる。そもそも「男性の働き方自体がおかしいでしょ」ということですよね。

 そして、その解決策、手段は、女性から発せられるものなんじゃないかなと思います。女性は時間の使い方がうまい、子育てもあるからかもしれないけど、同時進行でいろんなことをやれる。お料理も家事もそう。それってすごいことです。仕事も同じで、先を見通して段取りすることなど、働き方のヒントになります。時間は短く、エンドは決めて中身はぎゅっと内容を濃くする。その方法をiPadのようなツールでカバーする、みたいなことができれば、男性も女性もみんなすごく楽になると思います。会社もそれを望んでいるんですよ。電通の件もありましたが、国も経営者もその方向に進む中、解決策はやはり女性かもしれない。女性から発せられることがこれまでの社会や価値観を変えられるかもしれない。今が「働き方改革」のすごくチャンスだと思います。

 りゅうせきでは、男女雇用機会均等法の何年か前にトライアルというか、方針を持って、ガソリンスタンドに女性係長を配置するという流れがありました。ガソリンスタンドに女性管理職が入ることで、サービスルームがすごくきれいになり、使いやすくなりました。経理の課長も女性の方がいらして、システム開発などばりばり仕事をしていました。その方達が一生懸命頑張ってくれて、世界を拓いてくれて。

 私自身はその二番手、三番手の世代で、30歳の頃、まず総務の係長になって、その後、課長代理になりました。その時の係長たちが、50代の男性の先輩達で、こんなピヨピヨの私でいいのかと思いながら、「やらなくっちゃ」という気持ちが強くなりました。私がいる本社は、男性の先輩達がほとんどだったので、男性と同じように仕事をこなすにはどうすればいいかと考えていました。私はとろいので、かなり時間もかかったと思うし、時間をかけることで補っていました。

 私はありがたいことに、主人の両親と同居だったので、夫と両親がいろいろカバーしてくれてすごく助かりました。でも、子どもとの時間がすごく少なかった。それは、今でも後悔しています。あの時に、もっと一緒に過ごす時間が欲しかった。だから、みんなにはもっと子どもと時間を過ごしてほしいと思うんです。

 どんな仕事も「間に合わせる」ことは責任。ただ、もっと上手にやれればよかったと思います。でも、当時は経験値が上司にも私たちにもなかったから分からなかった。だからこそ、後輩の女性達には、上手に、知恵でもってやってほしいと思うし、今の時代はそれをよしとしてくれる。先輩が残っているのに先に帰りにくい、なんてあったけど、今なんてそんなのないじゃないですか。気付いたら、残っているのは私だけ、なんてこともありますよ(笑)。

出典: ryukyushimpo.jp

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