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市場は世界経済の堅調見通し維持、米株持ち直しで=アナリストら

2018/02/13 1:34
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[ニューヨーク 12日 ロイター] - 12日の米国株式市場が2営業日続伸となり、前週までの急落から持ち直したことを受けて、世界経済は引き続き持続的な成長軌道にあるとの市場の見方が維持されたとアナリストらは指摘する。

ゴールドマン・サックスなどのアナリストらは、世界経済の強気見通しの根拠として、中国の成長率目標や債務危機からの脱却を経た欧州経済の回復、米国の大型減税や歳出拡大などの要因を挙げた。

ゴールドマン・サックスのアナリストらは、足元の市場の混乱は世界経済に関する同社の「楽観的」見方に対して「わずかな」リスクでしかないと指摘。ゴールドマンは1月時点の世界の経済成長率は5.2%と推定した。

11日公表の調査ノートで同社のアナリストらは「経済指標が堅調な際の過去の市場の調整に基づくと、今回の調整は長引かずに短期間で浅く終わる可能性が高い」と分析した。

ただ、市場の混乱が続き、株価がさらに下落する場合、消費マインドの悪化や投資・支出の鈍化を引き起こす結果が予想されるため、アナリストらの楽観論が後退する可能性もある。

過去2週間の株価急落について、多くのアナリストは米債利回りUS10YT=RRの上昇や、投資家の不安心理の目安とされるボラティリティー・インデックス(VIX)が低水準にとどまるという予想が外れたことを理由に挙げる。ただ、17年に米主要株価3指数が13年以来の大幅上昇を記録したことを踏まえると、18年初頭の調整は不可避だったというのがアナリストらの現時点での分析だ。

米資産運用会社アメリプライズの首席市場ストラテジスト、デービッド・ジョイ氏は「米経済は、税制改革や最新の予算合意の追加財政刺激効果が追い風となり、回復局面の最速ペースで成長している。企業利益も急拡大している」と説明した。

株式市場はやや落ち着きを取り戻したが、14日発表の1月米消費者物価指数(CPI)の内容次第では株安が再燃する可能性もある。ロイター調査ではCPIは前年比1.9%上昇と、12月の2.1%から伸びが鈍化すると見込まれている。

予想を上回る物価上昇率となれば、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ加速の懸念が強まる可能性があり、米債利回りがさらに上昇することで株売りが再び優勢となり、景気に悪影響を及ぼすほど株安が長期化する恐れがあるとアナリストらは見込む。

クレディ・スイスのエコノミストらは調査ノートに「目先の成長率についてわれわれは楽観的だが、10年近く続いた現在の経済拡大局面の終焉を思い描くことは以前より容易になっている」との見方を示した。

出典: jp.reuters.com

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