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【平昌五輪】条治選手、その姿我らの誇り 山形でPV、後輩たち熱視線|山形新聞

2018/02/20 0:24
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【平昌五輪】条治選手、その姿我らの誇り 山形でPV、後輩たち熱視線|山形新聞

 19日に行われた平昌冬季五輪のスピードスケート男子500メートルで、加藤条治選手(33)=博慈会・山形中央高出=が4度目の大舞台に挑んだ。「夢と希望を与えてくれた」。山形市の霞城セントラルでのパブリックビューイング(PV)では支援者や同校の後輩たちがレースを見守り、その滑りをたたえた。

 100席が設けられたPV会場は、大勢の立ち見が出るほど熱気を帯びた。緊張が伝わるような加藤選手のスタートを静かに見つめ、そして一気に歓声へと変わった。6位が確定した後、「加藤条治選手を励ます会」の佐藤稔会長は壇上に上がり、「100分の1のタイムを争う勝負で、6位という入賞を勝ち取ってくれた」とねぎらった。

 高校1年時の担任だった同校教諭の佐藤若さん(51)=山形市十日町2丁目=は、これまでも五輪を欠かさず観戦してきた。「リーダー的存在となり、世界と戦う姿勢を示した」と目を細め、「十数年間にわたって勝負し続けたことに価値がある」と、レースまでの道のりを思いやった。

 県内有志でつくる「スピードスケートを支援する会」の後藤完司会長は「少し体勢を崩してしまったが、素晴らしい滑りだった。後輩に夢と希望を与えてくれた」と拍手を送った。同校1年の太田龍哉さん(16)=山形市城西町4丁目=は「世界を相手に本当に堂々としたレース。誇るべき先輩です」と感動した様子で語った。

 【平昌=報道部・五十嵐聡】決戦の地・江陵オーバルには加藤選手の所属先関係者や家族、本県のスピードスケートを支援する会のメンバーらが陣取り、国旗を掲げながら懸命な声援で背中を押した。

 所属する博慈会からは加藤選手と山形中央高時代からの付き合いで、現在はコーチとして支える横山博範さん(32)=山形市出身=ら4人が駆け付けた。横山さんは「また挑戦できるのがうれしい。やはり彼は五輪じゃないと」としみじみ語り、「ソチではスタートで失敗した。今回は持っているものを出し切ってほしい」と願いを込めた。近くでは加藤選手の妻と娘も見守った。

 支援する会からは、加藤選手が山中央高の在校時に校長を務めた小原正隆さん(75)ら2人が来援。小原さんは「10代の勢いを保ち続けるのが素晴らしい。ここに立っていること自体が他のスケーターの力になる」と誇らしげだった。

 自宅で加藤選手のレースを見守った父・昌男さん(69)=山形市岩波=は「けがもあり、本人はつらい思いをしてきたと思う。ここまで来られたのは所属先をはじめ、多くの人たちのサポートがあったから」と周囲の支えに感謝した。「一発勝負のレースで失敗もあり、本人には悔しさが残っているだろう」とした上で「本人はいつも『体が駄目になるまで滑り続ける』と言っている。まだまだこの先も滑るはず」と見通した。

出典: yamagata-np.jp

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