Receive up-to-the-minute news updates on the hottest topics with NewsHub. Install now.

廃校の小学校とコラボ 児童のデザイン、車内外に

2018/03/11 0:37
8 0
廃校の小学校とコラボ 児童のデザイン、車内外に

 身延線は1928年3月30日に全線開通。静岡県富士市の富士駅から甲府駅まで全39駅で88.4キロを結ぶ。現在、特急「ワイドビューふじかわ」と各駅停車が走っている。車窓からは富士山や富士川など自然豊かな景色を眺めることができる。沿線には下部温泉や身延山などの観光地もある。

 この日用意された特別列車には、大河内小の1~6年生が描いたデザインが特急列車の車内外に採用された。車両の「顔」である前後のヘッドマークには富士山などの絵と共に「90」の文字。座席も児童が「身延線の思い出」などの題材で描いた絵をカバーにして児童らを出迎えた。

 身延線の脇に校舎を構える大河内小は町立身延小との統合で今月で廃校となる。全校生徒66人。6年生を除いた児童は春から身延小の校舎に通うという。

 今回の企画は、身延駅の駅長、若林義広さん(58)の思いが発端となっている。若林さんは昨年7月に駅長に就任。地域住民から、電車から見える大河内小が廃校することを知り、身延線90周年の節目の年に子どもたちの思い出になるのではと発案した。

 児童らを乗せた特別列車は午前10時8分に身延駅を発車。南甲府駅までの約1時間の道中には同校の校庭が右手に見える。校庭には「いってらっしゃい!」の横断幕を持った住民や教員、駅員など約90人が集まって児童たちを見送った。子どもたちは「さようならしよう」と話し、懸命に手を振っていた。

 ヘッドマークの一つには6年の依田悠希さん(12)の作品が選ばれた。作品は富士山と桜がモチーフ。春になると同校の校庭を彩るたくさんの桜をデザインにしたという。「最後に学校を目に焼き付けたい」と車窓からの景色に夢中になっていた。若林さんは「また身延線に乗りたいと思えるきっかけになる旅になれば」と思いを込めた。

出典: mainichi.jp

ソーシャルネットワークにおけるシェア:

コメント - 0