Receive up-to-the-minute news updates on the hottest topics with NewsHub. Install now.

慎重な家族を説得、翻意させ実施 北海道

2018/02/20 0:50
5 0
慎重な家族を説得、翻意させ実施 北海道

 旧優生保護法(1948~96年)に基づく障害者らの強制不妊手術について、2593件と全国最多だった北海道が、保健所を通じ、手術に慎重な家族を何度も説得していたことを示す資料が見つかった。手術を希望しない家族を翻意させることで件数を伸ばしていった可能性がある。

 手術の適否は、医師の申請を受けた都道府県の優生保護審査会が判断していた。毎日新聞は道に記録の開示を請求し、審査会の決定内容を医師や対象者らに伝える63~73年度の約850人分の決定通知書を入手した。

 開示された情報によると、道は65年8月の決定通知書で、審査会意見として「家族が手術を『希望しない』とあるが、優生手術の意義及び将来の遺伝の問題点などの理解が乏しいと思われる」と指摘し、「保健所が説得に努める」としていた。同年12月の通知書の審査会意見では、備考欄に「希望せず」「再度説得すること」とある2人について、「保健所が説得に努める。同意があれば『適』として処遇し、同意がないときは次回再審査する」と記していた。氏名や住所などの個人情報は黒塗りされていた。

 道衛生部などが道内の強制不妊手術累計1000件超えを機に56年に作製した冊子によると、49年度から55年12月までの審査1047件(再審を含む)のうち37件が保留とされた。いずれも「審査会が(手術を)必要と認めたが、主に遺伝歴が見当たらず家族などが希望しない場合」だった。「ほとんどは再審で解決されてきている」としており、慎重な家族を説得して翻意させ手術を実施していた状況がうかがえる。

出典: mainichi.jp

ソーシャルネットワークにおけるシェア:

コメント - 0