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日系人強制収容展高い関心 移民差別繰り返さない トランプ氏政策に危機感

2017/08/11 21:35
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日系人強制収容展高い関心 移民差別繰り返さない トランプ氏政策に危機感

 【ワシントン田中伸幸】第2次大戦中に米政府によって強制収容された日系人に関する歴史を紹介する特別展が、首都ワシントンのスミソニアン米国歴史博物館で開かれている。根底に日系人差別があった強制収容は大統領令に基づく政策だったが、トランプ大統領もイスラム教徒を敵視するような大統領令に署名。戦時中の大統領令との類似性が指摘され、来館者の関心を集めていることから、博物館は特別展の開催延長を決めた。

 特別展は、強制収容に関する大統領令発効から75年の今年に向けて博物館が3年ほど前から準備を進め、2月に開幕。1942年にルーズベルト大統領が署名した「大統領令9066号」の原本のほか、名前ではなく番号で表示された身分証明の札、収容所内での結婚式や葬儀の写真、日記など、日系人から提供を受けた200点近い資料が展示されている。

 担当の学芸員、実藤紀子さん=福岡県出身=は「過酷な経験をした日系人の高齢化で、生の声が聞けなくなっている。展示を通して何が起きたかを多くの人に伝えたい」と狙いを語る。

 一方、トランプ氏が大統領就任直後の1月に、一部イスラム圏からの入国を制限する大統領令に署名したことから、日系人を中心に「二つの大統領令は差別に基づく点で同根だ」などと危機感が強まっている。

 そうした中、来館者から「特別展は移民問題の克服の必要性を問う内容」との評価の声が上がり、1時間に約200人訪れる日もあることから、博物館は当初1年間の開催予定を来年12月まで延長。全米での巡回展示も視野に入れる。

 特別展を監修した、日系人の歴史に詳しいアマースト大のフランクリン・オド教授は「移民問題は常に米社会に存在するが、トランプ政権で大きな問題として再浮上している。さまざまな人種の共存に向けた社会的な取り組みが今、問われている」と話している。

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出典: nishinippon.co.jp

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