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正恩氏を褒めちぎり平壌へ…トランプ氏の「政治ゲーム」

2018/06/14 1:06
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 12日午後、米朝首脳会談後の記者会見でトランプ米大統領が見せた姿は、まさに「政治ゲーム」の主人公だった。1時間5分の間、高揚した表情で、次々に記者団の質問を受けた。

 共同声明は「サインする価値もない」(韓国の軍事専門家)ほどの内容だった。トランプ氏は、満足できない会談なら途中退席する考えを示していたのに、会見では、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長を「才能がある。1万人に1人もいないくらいだ」と褒めちぎった。

 過去、2002年9月に実現した日朝首脳会談では、日本政府は北朝鮮を相手に、「日本人拉致問題で前進がなければ、小泉純一郎首相を平壌に行かせられない」と踏ん張った。トランプ氏は、非核化の道筋も見えないなか、平壌を訪れるという。

 ただ、北朝鮮が「ゲームの勝者」であるかどうかは、まだ分からない。13日付の労働新聞は写真33枚を使って、米朝首脳会談を大々的に報じた。最高指導者の偶像化に成功したという判断だろう。正恩氏は自信をつけ、国際社会と接触する機会を増やすだろう。

 北朝鮮は、正恩氏が思うほど盤石ではない。日々の生活に追われた人々は最高指導者に無関心だが、国際社会との接触が増えれば、無関心は反発に変わるかもしれない。

出典: asahi.com

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