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沖縄美人(12)「ありのまま」を磨いて輝く TV&ラジオパーソナリティー・宮城麻里子さん

2017/12/27 0:00
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沖縄美人(12)「ありのまま」を磨いて輝く TV&ラジオパーソナリティー・宮城麻里子さん

 テレビ&ラジオパーソナリティー、ナレーター、司会、朗読など「声」の仕事を通して活躍する宮城麻里子さん(44歳)の素敵な人生の歩み方に迫ります。

 琉球放送に入社したことです。大学卒業後、アメリカに留学したかったのですが、割と厳しい親だったので「語学留学はだめ。渡米するなら現地の大学院へ行きなさい」という方針でした。アメリカへ行くために就活せずに勉強していた時期、琉球放送のアナウンサー募集の新聞広告が出たんです。「アメリカに行く前に受けてみたら?」と母から新聞の切り抜きが送られてきて…大学のある東京で採用試験があり、何も分からないまま試験を受け、アナウンサーになりました。

 何の経験もなかった私が入社した年の10月には、TVの生放送でゲストを迎え、タイムテーブル通りに番組を進行できるまでになっていました。当時は1年も経たないうちにいろいろなことをさせてもらえ、練習よりも現場で覚えるという感じでした。入社して3~4年は自分が何をしているのか分からず、日々の業務に追われていました。セリフも思い浮かばないし、アナウンサーに向いていないなと思いながらも、当時、上司だった上原直彦さんに「石の上にも3年だから頑張れ」と言われ、先輩たちに支えられながら、何とかやってこられました。経験を積むうちにできることが増え、目標もでき、見えてくるものが違ってきました。見本となる先輩も身近にいて、人にも恵まれました。

 「ラジオでは格好つけるな」「中身のないことはするな」と言われましたが、自分をさらけ出すのはとても難しかった。山城智二さんのラジオ番組で、どれだけ裸になれるかが勝負という例え話をされ、「パンツ以外全部脱ぎたい」と答えたくらい(笑)。「アナウンサーだからそこまでしなくていいんだよ」とフォローされましたが、それくらいがむしゃらだったんですね。当時はたくさんの鎧を身に付けていて、自分の殻を破るのが大変でした。初めの10年は、ニュースを読んでいるからバカなことは言えないし、アナウンサーとしてどうあるべきか分からず、人に対して壁をつくってしまい、プライベートでも一般の人に溶け込めない時期が続きました。

 自分というものが出せるようになるまで時間がかかりましたね。10年を過ぎたあたりから、ようやく少しずつ鎧を外す作業ができるようになり、管理職につくのではなく現場にいたいと思うようになり、12年目に退社を決意。「安定ほど面白くないことはない。不安定ほど面白いものはない」という女優・夏木マリさんの言葉に背中を押されました。フリーになった今だからこそ、この言葉に込められた仕事に対するすごみを感じます。フリーになった当初は、元いた会社を利用してはいけないというルールを自分で設けて、元アナウンサーと名乗りたくないという思いから肩書にこだわっていた時期もありました。固定観念に縛られていたんですね。声の仕事を極めようと、東京でヴォイストレーニングやナレーション教室に通い、ナレーションの良し悪しや声の出し方などを学び、すごく勉強になりました。厳しいことも言われましたが、辞めないとできなかった経験。今はそのおかげで自分らしく仕事ができるようになりました。選択して良かったと思っています。

 本当の自分と、外に出す自分に差がありすぎるとストレスを感じます。その差をできるだけなくすようにして、できるだけ自然体でいるようにしています。私、お世辞が言えないんです。だからお世辞を言うのがストレス。その代わり長所や素敵なところを見付けて伝えるように心がけています。本当に思ったことはストレスにはなりません(笑)。

 座右の銘は特にありませんが、仕事のスタンスとして、一緒に仕事をする相手のことは(苦手であればあるほど)好きになる努力をします。長所をたくさん探して、相手のいいところを引き出せるよう頑張ります。苦手なところは仕方ない。でもいいところも探せば必ず見つかります。個性を出さないと仕事がない業界ですが、自分のことばかりで自分が目立とうとする人が多いように感じます。自分よりも相手のいいところを引き出してあげた方が仕事環境は良くなります。

 憧れの先輩がそうでした。表方、裏方関係なく全スタッフに対して同じように接していたんです。その方は、みんなから一緒に仕事がしたいと言われる人で、あの人と仕事をしたら楽しいよねと言われていました。人気番組の秘訣を伺うと「僕が面白いんじゃなくて、みんなが面白いんだよ」とおっしゃっていました。「しゃべり手だけが主役じゃない」ということだと思いました。

 その方にはいろいろと学ばせてもらいました。仕事をする上でも、人としても、今でも指針になっています。自分の在り方として、憧れの先輩に恥ずかしいと思う仕事はしたくないなと思っています。

 最近よく「ありのままがいい」という言葉を耳にしますが、自己中心的で、やりたいことだけやるような「ありのまま」はよくないと思うんです。努力しなくてもいいや」と受け止められがちな風潮には疑問を感じます。

 自分の個性や長所を育て、自身の能力や才能を最大限に発揮すること―。自分の持つ内面や外見の美しさを思う存分発揮して、自らの原石を磨いてこそ「ありのまま」だと思います。その努力を怠らない女性が理想ですね。

 ひどく落ち込んだときは一人酒です(笑)。どうしても怒りが収まらないときは「3分だけ聞いて!」と友達に話を聞いてもらいます。吐き出すのはいいのですが、しゃべり過ぎるとダメですね。お酒を飲んでいる時に調子に乗って悪口を言うと寝付きが悪い(笑)。ずっと愚痴を言っていると、自分の吐いた毒にあたってしまいます。エスカレートすると話を盛って言っちゃうこともあるので、言い過ぎは良くないと思います。言葉って使い方次第で、ストレスにも、幸せにもなる。不思議ですね。

 局アナ時代、歌のない歌謡曲というラジオ番組を担当していたころ、「今日は鏡の前でどんな顔をしていますか? 眉間にシワが寄っていませんか? 今日も笑顔でいってらっしゃい!」という言葉に傷ついたというリスナーさんからの苦情がありました。その方は怪我で眉間に傷ができてしまったそうで、その言葉を聞いて、眉間にシワがあったらダメだと言われているような気がするということでした。朝、笑顔で出掛けてほしいと思い発した言葉で、そんなつもりはなかったのですが、言葉は人を傷付けるということを知り、言葉に対して気を遣うようになりましたね。もちろん嫌味とか文句も言いますよ。人間ですから(笑)。でも、なるだけやんわり言い換えるようにしています。例えば、スピードの遅い車が前方を走ってイライラしている時にも、「ノロノロさんもうちょっと急いでほしいな~!」って言うと可愛く聞こえるでしょ。聞こえるだけですけど(笑)。あ、あんまりいい話じゃなくなってしまいました。スイマセン。

 あまり大きな目標はもっていません。気が向くこと、気になることは、いつかやろうではなく、割とすぐやるタイプ。いつかできたらいいなと思うことは、手が届くなら金銭的な問題があっても何とかしてやります。これまで結局、なんとかなっています(笑)。

 頭蓋骨や骨盤など骨のゆがみを立体パズルのように直していくんです。骨盤が締まり、ウエスト周りなどのお肉のつくところが変わります。血液の流れも良くなるんです。

 体のゆがみを直すと、声も出しやすくなります。体の使い方を覚えていくのは楽しいですよ! 体のゆがみを治してもらって、「いい肺してますね!」と言われました。

出典: ryukyushimpo.jp

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