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焦点:英の賃金長期停滞、失業率低下でも出口見えず

2017/08/29 0:26
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焦点:英の賃金長期停滞、失業率低下でも出口見えず

[ロンドン 25日 ロイター] - 英国経済は、失業率が1975年以来の低さになったにもかかわらず、長きにわたる賃金停滞局面を抜け出せる見通しが立たないという矛盾に直面している。

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は来年の平均賃金上昇率を3%と予想するものの、企業経営者や労組の目から見ればとても実現しそうにはない。

過去10年間、多くの国で賃金の伸びは低調だった。とはいえ2008─09年の世界金融危機以前の状況との断絶ぶりが特に甚だしいのが英国だ。雇用パターンの変化で労働者が分配率を高めるよう要求できる力が弱まったほか、生産性の伸びが鈍いために分配率の拡大がさらにゆっくりになっている面もある。

金融危機前の英国の賃金上昇率は年4%という例が一般的だった。しかし金属加工下請け会社キンバー・ミルズのラリー・ジョイス会長は、賃上げ率をBOEの物価目標の2%以下に抑える方針で、収益が上向いてもあくまで一時的な賞与として従業員に分配するとしている。

英国の賃金上昇の弱さは昨年の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票よりも前から見られたが、EU離脱が選択されたことは、ジョイス氏にとって賃金上昇が加速しそうにないとの見方を強める新たな材料になった。

大半の英企業は同じような見解を持っている。英公認人事教育協会(CIPD)によると、民間セクターの現在の賃上げ率は2%が主流。公務員セクターに至っては、政府の緊縮財政の一環として2013年から賃上げ率の上限が1%に定められている。

出典: jp.reuters.com

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