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稀勢、格下のみ込む力なし 九州場所と同じ負けパターン

2019/01/13 11:21
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 「異様な雰囲気だった」と対戦相手の御嶽海が振り返る。「稀勢の里」コール一色の国技館。進退を賭す横綱は鬼気迫る表情だ。しかしその稀勢の里にいま、格下をのみ込む力はない。

 またも左差しにこだわった。いつも通り、おっつけで殺される。強引な突き落としで呼び込んでしまい、下からの押しに体を浮かされた。初日から4連敗した九州場所と同じ負けパターンだった。東支度部屋へ戻る横綱は、うつむき、目をつぶっていた。

 場所直前、調整ぶりを聞かれた稀勢の里は「順調にやれた。非常に良い稽古ができました」と口にした。表向きには、そう言うしかなかったのだと思う。

 九州場所で右ひざを痛め、冬巡業を全休。稽古は基礎運動が大半で、弟弟子の高安以外の関取との稽古は数えるほどしかできていない。それでも言い訳はできないし、簡単に「休場」を選択できる立場にない。連日のように繰り返した前向きな言葉は、出場するしかない自分を奮い立たせるものに聞こえた。

出典: asahi.com

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