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笑い飯哲夫が語るRX―7愛 10年乗って新たな発見も

2018/02/20 0:53
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 マツダのロータリーエンジン(RE)搭載車の生産台数は計199万7千台余り。そのうち約4割を占めるのが歴代「RX―7(セブン)」だ。漫才コンビ「笑い飯」の哲夫さん(43)は16年前に生産が終了した3代目「FD」に乗り続けている。なぜセブンなのか。思いを聞いた。

 中学1年のときに姉ちゃんの雑誌を借りて見てたら「男があこがれるスポーツカー」って特集があって、そこにRX―7が載ってたんですよ。排気量が普通は「1990cc」とか書いてありますよね。でもRX―7だけ「600なんぼ×2cc」とかって書いてあるわけですよ。「なんじゃこれ? 軽四が2台はいってるの?」って。そっからですかね。

 「これはいったい何だ」って友達とかとしゃべっていくうちにロータリーやからなって。日本が世界に誇る唯一のいかついエンジンだと。図式をみてもよくわからんし。でもなんかとんでもない加速を生むんだって、なんとなく理解できていったんです。

 (当時の販売ブランド名の)アンフィニRX―7からマツダRX―7になったときに見て、やばいぐらい渋いし、つやっぽい。特に青のカラーがいかついなって思って。でもお高いので、その色のスプレー缶6本買ってきて、当時乗ってた15万円の車を真っ青に全面塗装したこともあります。

 98年くらいから乗りたいっていうのがあったわけです。02年は(若手漫才の日本一を決める)M―1グランプリで初めて決勝に行けるなど僕らの転機の年で、やっとお金もうけできるんちゃう?ってときやったんですけど、お金もうけしたって、中古車乗らなあかんのかっていう残念感はあったんですよ。念願かなっても中古のFDかって。

 セブン以上に欲しくなる車がないんです。僕の中の「1位」を買っちゃったんで。それで、10年の間にFDを超す1位が現れたかっていうたら、やっぱりずっと1位なんです。

 ほんまロータリー様々で、風をきるようなフォルムっていうのも、(小型で高性能な)エンジンやからこそなせた技なんでしょうしね。すべてが理にかなって、整いきった車なんですよね。

 やっぱり環境への配慮でしょうね。それを打破することによって絶対いけいけっていう世間のゴーサインが出てくる。新型が出たときに、1位を塗り替えてくれたら乗り換えるというか、買うと思います。買うんですけど、いま乗っているFDは希少価値上げたいんで、おいておくと思います。

 この前「ウィーン」って上がる、(リトラクタブル式の)ヘッドライトが、収納できなくなったんですよ。ライト消したのに全然収納せえへん。いよいよ壊れたわ、こんな電気系統のとこ壊れんのかって思てたんですけど、別に上げ下げのボタンがあって。なんやねん、こんなんあったんかいって。10年乗ってやっと気づきました(笑)。

 笑い飯哲夫 1974年、奈良県桜井市生まれ。関西学院大学卒。一時は自動車販売会社への就職を考えたこともある車好き。2000年に漫才コンビ「笑い飯」を西田幸治さんと結成。M―1グランプリ10年優勝。自称仏教マニアで、著書に「えてこでもかける 笑い飯哲夫・訳 般若心経 写経帖」などがある。

出典: asahi.com

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