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韓国ドラマリメイクがハリウッドで話題、青年医師の王道感動作

2018/04/16 5:00
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’17年度のアメリカの新番組で、高い人気を誇っている一本が『グッド・ドクター 名医の条件』。同名韓国ドラマのハリウッド版で、主人公はサヴァン症候群で驚異的な記憶力と洞察力を持つ青年医師、ショーン・マーフィー。高機能自閉症であるため、コミュニケーション能力に問題があるという設定です。

そんなショーンが偏見や差別と向き合いながら、医師として、人として成長する物語。正直、ちょっとあざとそうだなとも思ったのですが、これが大当たり。数かぎりなく医療ドラマを見てきた、アラフィフの筆者の心をもわしづかみにする、どストレートだけれど嫌みのない作りに、毎回気づけばポロポロと涙を流しているのでした。

他者とのコミュニケーションがうまく取れないショーンは、言ってみれば、空気が読めない(読まない)人。そんな彼が、素直に口にする疑問や質問には、思いがけず、はっと気づかされることばかり。

例えば、スター外科医のメレンデス。新入りのショーンを頑なに認めず、同僚たちの面前で「手術は無理だ。俺のチームではやらせない」と言い放ちます。メレンデスは悪人というわけではありません。日々、命と向き合う医療の現場では、患者やスタッフらとの意思の疎通も含めて、ただ一つのミスも許されない。そうした厳しい世界で生きるメレンデスの考え方に、理解を示す人も少なくないでしょう。

誰もが偏見や差別はよくない、どんな人にも平等にチャンスは与えられるべきだと言いながら、現実としてショーンのような人間が平等に機会を得ることが、どれほど困難であるか。そのことは、メレンデスを始めとする基本的には善良な登場人物たちの、本音と建前やダブルスタンダードにこそ見ることができます。

もちろん、世の中はきれいごとだけではやっていけない。それでもショーンの率直な言葉には、純粋に人として、こうありたい、こうあるべきだと思わせる力があります。

トランプ政権のもと、アメリカはかつてないほどの政治不信と不安が蔓延しています。アメリカの視聴者の間には、ホッとするような心温まる人間ドラマを好む傾向も。そんな中で人気を得ている本作は、忘れていた何かを思い出させてくれるような安心感と、すがすがしい後味が魅力です。

出典: ryukyushimpo.jp

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