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WTO、米国抜きの将来に備えるべき=ラミー前事務局長

2018/02/20 0:38
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[ジュネーブ 19日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)前事務局長のパスカル・ラミー氏は19日、国連貿易開発会議(UNCTAD)主催のイベントで講演し、WTOは米国抜きの将来に備える必要があるとの見方を示した。

米国はWTOの紛争処理機関である上級委員会の新委員任命を阻止し、WTO内に混乱をもたらしている。米当局者は新委員の選任を進めるための条件を示しておらず、欠員がさらに1人増える9月までに事態が解決する兆しは見られない。

加盟国が望むプランAは、米国に問題点を問い、解決を提案することだろうとした上で、プランBは「米国抜きでシステムを機能させる」ことだとし、「プランBの存在が伝われば、プランAがよりうまく進むかもしれない」と付け加えた。

最も穏やかなシナリオは、米国の懸念を踏まえてWTOの判例法を見直すことであり、その次は貿易規律や法執行の弱い、WTO創設前の状態に戻ることだと指摘。3つ目は、米国が離脱するか、他の加盟国が米国抜きのWTOを構築することだと述べた。

ラミー氏は、中国を巡る米国の不満は共感できる部分もあるとしながら、トランプ大統領やその顧問らは貿易について「中世」のような古い考え方をしており、グローバルなバリューチェーンという現代の現実とは相容れないとの見方を示した。

出典: jp.reuters.com

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