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文化

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  • 石牟礼さん死去、感謝募る患者 公害問題解決へ決意新た

    2018/02/10 11:54 2

     「苦海浄土」で水俣病の水銀被害を広く社会に伝えた作家の石牟礼道子さん(90)が10日未明、パーキンソン病による急性増悪のため熊本市で死去した。石牟礼さんの寄り添う姿勢を心の支えにしてきた全国の患者や支援者らには悲しみの半面、感謝の思いも募る。公害なき世界を目指し、死を悼みながら決意を新たにする。  胎児性水俣病患者・坂本しのぶさん(61)の母フジエさん(92)=熊本県水俣市=は、患者宅を訪ね歩く石牟礼さんの姿を忘れられない。「(著書で)遠くの人が水俣のことを知ってくれた。あげな偉い人、もっと長生きしてほしかった」。

  • 水俣病患者ら、無念にじませ 石牟礼さん死去に

    2018/02/10 4:40 1

     水俣病の世界を描いた作家石牟礼道子さんの10日の死去に、舞台となった熊本・水俣では、患者や支援者らが無念さをにじませた。「寄り添ってくれた」。患者らは、勇気をもらい作品を通じて水俣病の実態を国内外に伝えた偉業をたたえた。  水俣市立水俣病資料館の「語り部の会」会長で、水俣病認定患者の緒方正実さん(60)は、認定申請が認められず、不安を抱えていた時、石牟礼さんが電話で「素直な気持ちを伝え続けることが大切」と応援してくれたことが忘れられない。「患者として自分の体験を伝える勇気を持てたのは石牟礼さんのおかげです」と感謝した。

  • 石牟礼作品「弱い者に届く文学」 作家の池沢夏樹さん

    2018/02/10 2:29 1

     作家の池沢夏樹さんの話 親しい友人が亡くなってしまった。非常に残念だ。石牟礼道子さんの文学のキーワードは「辺境」であり「反近代」であり「人間」。世界がどんどん非人間的になっていく中で、人間とは何かを改めて示した。「水俣」は世界中にある。彼女の文学の原理の一つは、弱い者の側に立つということ。世界中の弱い者、例えば難民たちにも彼女の心は届く。作品の普遍性はそこにある。だから世界文学なんです。文学者が亡くなっても、書いた物は読めるということは救いだ。彼女の作品がもっと広く読まれることを願っている。

  • 作家の石牟礼道子さんが死去 水俣病の苦しみ記す 

    2018/02/09 23:27

     四大公害病の一つ、水俣病に苦しむ患者の世界を描いた「苦海浄土」などの著書で知られる、作家の石牟礼道子(いしむれ・みちこ)さんが10日午前3時14分、パーキンソン病による急性増悪のため熊本市東区の介護施設で死去した。90歳。熊本県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は長男道生(みちお)氏。  戦時中から戦後にかけて国民学校の代用教員を勤めた後、本格的に執筆活動を開始。1969年に刊行した代表作の同書は大きな反響を呼び、多くの人々が水俣の実態に目を向けるきっかけとなった。70年の第1回大宅壮一ノンフィクション賞に選ばれたが、受賞を辞退した。

  • 戦時下に反戦訴えた僧侶描く 映画「明日へ―戦争は罪悪である―」

    2018/02/09 20:40

     戦時下、反戦を訴えた僧侶たちの実話を基にした映画「明日へ―戦争は罪悪である―」が12~14日に福岡市で上映される。主人公の僧侶、杉原良善を熊本県人吉市出身の中原丈雄が演じ、監督は大分県別府市出身の藤嘉行という九州コンビを軸に製作された。  主人公のモデル故竹中彰元さんは岐阜県の僧侶

  • 辰巳琢郎さん「非常に便利」 春日大社でネット申告体験

    2018/02/09 9:44

     2017年分の所得税の確定申告が16日から始まるのを前に、奈良市観光大使を務める俳優の辰巳琢郎さん(59)が、同市の春日大社でインターネットを利用した確定申告書の作成を体験した。「昔は全部自分で書いていて結構大変だった。非常に便利だと思った」とアピールした。  申告体験は春日大社の直会殿であった。奈良税務署職員の指導を受け、パソコンを使って丁寧に手順を確認しながら申告書を入力した。辰巳さんは「できるだけ自分でやることが良いと思う。申告することで分かることもある」と呼び掛けた。

  • 国宝「懸守」に如来像 大阪・四天王寺

    2018/02/09 9:44 3

     四天王寺(大阪市天王寺区)の国宝で、首からぶら下げるお守り「懸守」(平安時代)に、如来像が内側に彫られた木製の円柱が納められていたことが分かり、9日、調査した京都国立博物館などが発表した。  懸守(高さ6・4センチ、奥行き7・3センチ)は削って桜の花びらを模した木材に布を貼ったもの。平安時代に皇族や公家など高貴な身分の女性か子どもが身につけていたとみられ、後に四天王寺に奉納された。これまでも内部に何らかの品が納められていることは知られていたが、コンピューター断層撮影調査で分かった。

  • ミスター・ビッグのドラマー死去 P・トーピー氏、米ロックバンド

    2018/02/09 8:05

     パット・トーピー氏(米ロックバンド「ミスター・ビッグ」のドラマー)米映画誌ハリウッド・リポーターなどによると7日、パーキンソン病の合併症のため死去、64歳。死去した場所は不明。14年にパーキンソン病を患い闘病中と公表した。  88年、ボーカルのエリック・マーティン氏らと4人でミスター・ビッグを結成し、翌89年デビュー。欧米やアジアで人気を博した。メンバー交代を経て02年に解散したが、09年にオリジナルメンバーで再結成した。

  • 浜田省吾の心象 活写 映画「旅するソングライター」9日公開

    2018/02/08 20:21 2

     浜田省吾のライブを基にした映画「旅するソングライター」が9~22日、福岡市の中洲大洋などで上映される。ラブソングとともに戦争や環境問題などを取り上げ世に問い掛けてきたミュージシャンの曲を、イメージ映像を駆使してメッセージ性を際立たせた。板屋宏幸監督=福岡市出身=は「単なるライブの再現ではなく、全く別の映像表現を目指した」と話している。  浜田は同題のアルバムを戦後70年の2015年に発表。映画は同年とデビュー40年だった16年に行われた2会場のツアーライブを軸とし、ライブの様子や、会場で使ったイメージ映像、新たに撮った映像を挿入して再構成した。ライブの採録でも、本人のインタビューや裏方の人間模様を入れたドキュメンタリーでもない映像作品を追求した。  例えば、反戦を歌った「アジアの風 青空 祈り」ではジャングルに残る朽ち果てた戦車

  • 祇園祭の山鉾にリサイクルの金 京都、装飾品の新調や修繕に

    2018/02/08 10:21 4

     京都・祇園祭の山鉾に使われる金装飾品の新調や修繕に、使用済み小型家電から回収しリサイクルした金を利用する取り組みを始めることになり、京都市は8日、祇園祭山鉾連合会や、金の抽出技術を持つ鉄鋼業「アステック入江」(北九州市)などと協定を結んだ。  山鉾には豪華な装飾品が用いられ、前方の左右に飾る金幣や柱に取り付けられた金具、飾り幕の糸などに金が使われている。市によると、リサイクル金を文化財に用いるのは全国初という。