はま風に乗って戻って済美満塁弾 やればできる、信じた

2018/08/12 10:41

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 はま風が吹いていた。2点を追う延長十三回無死満塁。済美の矢野は、右翼上空へ舞い上がった打球を追うように走り出した。ところが「感触もなかったし、ファウルだったから」と、一塁の手前で足を止めた。その意思に反して、打球はぐんぐんと風に乗った。

 一方的に攻められた。八回表まで6点を追う展開。ところが、「誰も下を向いていなかった」と主将の池内。ずっと掲げてきたテーマは「チームワーク」と「凡事徹底」。どんな時も、みんなで今できることを一つ一つ。そんな意識が選手の背骨を貫いている。

 九回に追いつかれ、十三回表で2点を先行されても選手たちは冷静だった。矢野も、もちろんその1人。4球目までは全て110キロ台の緩い変化球。「タイミングが合わなかった」。直球を一つ挟んだところで、次の一球を読む。「必ず同じ変化球で勝負してくる」と、6球目の甘く入った112キロを捉えてみせた。

出典: asahi.com

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