シーナさんを悼む ロック一筋、偉大な女王 35年間、最前線でシャウト

2015/02/21 4:48

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シーナさんを悼む ロック一筋、偉大な女王 35年間、最前線でシャウト

 福岡市で結成したロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカル、シーナさんが14日、死去した。61歳。夫のギタリスト、鮎川誠と一心同体で35年間、日本のロックの最前線で活動した。また、博多ロックの創生期に参加したロックの女王だった。

 ロックの同志になる鮎川との出会いも純愛映画の1シーンのように劇的だった。高校3年生のときに福岡市内のダンスホールをのぞいた。ハコバンドとして演奏していたのが「サンハウス」だ。ギターを弾いていた鮎川を「感覚もいいし、かっこいい」と思った。そこで出会い、いわば互いに一目惚(ぼ)れの形で2人のロック人生はスタートした。

 昨年7月に体調を崩し、末期がんであることがわかった。しかし、ステージを優先、闘病しながら9月には35周年記念ライブを打ち、11月のライブではイスに座ってのステージだった。

 歌謡曲、ポップスに流れることもなく、ロック一筋で生きて行くことは難しい。加えて妻、3児の母でもある。ロックシンガーとして挫折することがなかった35年間の継続はまさに偉大な「ロッククイーン」だ。鮎川は「シーナがいなかったらここまでやれなかった」といつも周辺に語っていた。

 「シーナ&ロケッツ」は今後、どのような展開になるのか。鮎川が「2人の愛は永遠だぜ」と言うように、もし形を変えてもシーナさんのロック魂は引き継がれていくだろう。

出典: nishinippon.co.jp

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