ダイアモンド☆ユカイ:「ムクロジの木」で紅白! 不妊治療体験が生んだ”愛のうた”

2014/09/28 3:00

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 ロックシンガーのダイアモンド☆ユカイさんが歌う「ムクロジの木」が、”泣ける歌”と注目を集めている。ユカイさんが歌詞を手がけた子供への深い愛情を歌った楽曲で、NHKの音楽番組「みんなのうた」の6、7月の新曲として登場し、好評を得て8、9月も放送が延長された。ユカイさんは、「無精子症」と診断され、不妊治療の末にようやく子供を授かった経験を告白し、地方自治体などからの講演依頼が殺到しているという。「この歌が日本中に広まって、いろんな人たちがこの歌を聞いて何か感じてくれたら。紅白で歌いたい」と語るユカイさんに、「ムクロジの木」の歌詞に込めた思いを聞いた。

 年下の一般女性と再婚したユカイさんは「子供はいつかできるもんだろう、そんなふうに思っていたんですが、自分が無精子症だということを40歳過ぎて初めて分かった」と語る。その後、無精子症でも子供を授かる方法があるということを知り、つらい不妊治療に挑んだ。「その中で顕微授精という方法を試したんですが、何度も失敗して。金銭的にも精神的にも肉体的にも大変だし、妻のほうにも迷惑をかけてしまって」と一度諦めかけた。

 しかし、妻の「挑戦したい」という言葉に奮起し、再挑戦の結果、47歳で第1子となる長女・新菜(にいな)ちゃんが誕生。翌年、長男頼音(らいおん)君と次男の匠音(ショーン)君の双子が生まれた。「3児の父になって、ロックンロールな俺の人生も、夜型ロッカーから朝方ロッカーになった。自分の転機というか、子供を授かったことでいろいろなことが変わった」といい、「作る曲も今までは『のたれ死んでもいいんだぜ』『ぶち壊せ』みたいな歌ばかり歌っていたんですが、最近は自分にとってリアリティーのある歌を歌いたいなと思うようになった」と明かす。

 そんな時、NHKの「みんなの歌」のオファーがあり、最初は「山口さんちのツトム君」のような子供向けの曲を作ろうと考えたユカイさんは、行きつけのそば屋の主人から「ムクロジの木」の話を聞いた。「ムクロジは『無患子』と書くんですが、子供の無病息災を願って、昔はよく小学校にも植えられていたんです。子供を見守っている姿が、お父さんやお母さんのようでもあるなと思って。この木をテーマにして、今の自分の思いを歌ってみたいと思ったのが、楽曲を作ったきっかけです」。また、子供に読み聞かせている絵本「おおきな木」もその世界観とリンクしたという。

出典: rss.rssad.jp

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