原発作業員の日常を描くルポ漫画 「いちえふ」竜田一人さん

2015/02/27 6:31

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 福島第1原発(1F)で作業員として働いた漫画家の竜田一人さん(50)がルポ漫画「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」の第2巻を出版した。「作業員も日常の生活がある、普通の人たちだということを描いています」と話す。

 現場で働いた仲間にも漫画家であることを明かしていないが、2巻では引っ越しや転職が思うようにならなかったり、趣味の音楽を通して徐々に地元に溶け込んだりする“人間くさい”ところを盛り込み、作品に起伏を生み出している。

 昨年も夏と冬の2回、1Fで作業に従事。「12年に比べて、もちろん汚染水タンクは増えた。一方でがれきは撤去されていたし、明らかに工事は進んでいる」と印象を語る。

 来年はフランス語版を出版する予定。13年にフランスの雑誌が汚染水漏れと東京五輪を関連づけた風刺画を掲載した問題を念頭に「福島からの距離が遠い所ほど、デマやそれに伴う誤解が多い。海外でも現状を正しく理解してもらえればうれしい」と話した。

出典: nishinippon.co.jp

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