対等な交渉へ北朝鮮が先手 米朝会談、板門店は見送り

2018/05/11 4:29

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 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が拘束していた米国人3人の解放に踏み切ったのは、トランプ米大統領の「功績」づくりに協力するとともに、人権問題にも配慮する姿勢を示して国際社会の不信感を排除する狙いがあるとみられる。習近平国家主席との2回の首脳会談を通じて中国を後ろ盾としつつ、先手を打つことで米国と対等な立場を確保し、史上初の米朝首脳会談に臨む構えだ。

 聯合ニュースによると、北朝鮮の朝鮮中央テレビは10日午後、9日に訪朝したポンペオ米国務長官が、トランプ氏から託された首脳会談に関する「新たな代案を示した」と報じた。正恩氏はそうした米国の積極的な姿勢を「高く評価して、謝意を伝えた」という。

 代案の内容は不明だが、正恩氏が米国人3人の解放と引き換えに「非核化」の手続きや自らの体制保証に関して、米国から何らかの「見返り」を引き出した可能性がある。正恩氏がポンペオ氏との会談で得たという「満足のいく合意」について、米国が要求する「非核化」のレベルや時期を北朝鮮が受け入れる代わりに、米国が米朝国交正常化や敵視政策の撤廃などの方針を明示した、との見方が韓国国内で広がっている。

出典: nishinippon.co.jp

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