焦点:「アジアのデトロイト」でスト頻発、インド雇用創出に打撃

2018/10/21 2:58

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[チェンナイ/ニューデリー 15日 ロイター] - バイクの製造拠点であるインドの2都市で労働紛争が増え、モディ政権が約束する雇用創出の難しさを浮き彫りにしている。

来年5月までに総選挙を控えるモディ首相は製造業のテコ入れによる雇用創出を約束。しかし景気全般の拡大にもかかわらず、賃金の上昇が遅れるなど期待に答えられていない。

約3週間前からストを続けるヤマハの従業員の月給は最大1万7000ルピー(229ドル)。上昇する生計費に見合うには大幅な賃上げが必要だと訴える。

その近くにあるエイシャー・モーターズのバイク工場のフルタイム労働者の月給は平均約2万5000ルピー。労働者は給与の少なくとも倍増を要求し、この3週間はほぼストに入っている。

モディ首相は2014年、成長回復と雇用創出を公約に掲げて選挙に勝ち、就任した。2兆6000億ドル規模のインド経済に占める製造業の割合を約17%から25%に拡大し、2022年までに1億人の雇用を生み出すとしていたが、進展の兆しは乏しい。

モディ氏は短期雇用のハードルを下げるなどの労働法改革も約束していた。採用と解雇が簡単になれば企業の柔軟性は増し、コストを抑えられるが、この計画は反発を買い、棚上げになった。

出典: jp.reuters.com

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