琴欧洲親方:断髪式、そして親方としての心境語る「弟子が感動を与える相撲を取るのが目標」

2014/09/30 7:23

9 0

 今年の春場所を最後に引退した大相撲元大関の琴欧洲親方が、10月4日に両国国技館(東京都墨田区)で断髪式を行う。琴欧洲親方は、大相撲で欧州出身初の大関となり、史上4位となる在位47場所を記録。取組だけでなく、“角界のベッカム”と呼ばれ、男女問わず、多くのファンを魅了した。断髪式の直前の25日には、12年の現役生活を振り返った書籍「今、ここで勝つために 琴欧洲自伝」(徳間書店)を発売。そんな琴欧洲親方に断髪式を控えての心境や力士人生、親方としての目標などを聞いた。

 春場所で引退してから半年、現在の心境を聞くと、琴欧洲親方は「いろんなことに対して、まだまだバタバタしています」と断髪式の準備などに追われている様子。改めて引退した時の心境をたずねると、「あのタイミングでよかったと今でも思っています」と言い切り、当時、左肩を負傷して休場していたことについても「その時の状況にもよりますが、それ以上もう相撲が取れなかった」と当時の状態を振り返った。引退した今、入門時との心境の違いは「入門した時は腹を決めて、与えられたチャンスをものにしようとしていた。辞めた時はすべてやり尽くして終わったという、全然違いますね」といい、「会社に入ったことはないですけど、入社した時と退職した時と同じじゃないでしょうか」と語る。

 親方は母国ブルガリアの大学でレスリングの世界チャンピオンを目指すかたわら、相撲部にも助っ人として所属。相撲部員として参加した大会での活躍が目にとまり佐渡ケ嶽部屋に入門した。当初は「すぐに(母国に)帰ってくればいい」という程度の気持ちで日本に来たといい、流れに任されるまま正式入門となったそうで、入門の経緯について「(流れで入門してしまったのは)自分もびっくりしたが本当です」と豪快に笑う。身辺整理のために一度帰国するも、再来日時は「腹を決めてきた」といい、「与えてもらったチャンスをものにしようと思った」と相撲界入りを決意した決め手を明かす。

出典: rss.rssad.jp

カテゴリページへ

Loading...