統合予定の函館西、「最後の夏」臨む 66年前に甲子園

2018/06/23 1:53

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 南・北北海道大会の地区大会が開幕した北海道。函館地区では、1952年に春夏連続で甲子園に出場した函館西(函館市)が開幕戦に登場。来春に別の高校との統合を控えており、「最後の夏」に臨んだ。

 元々は女子校だったが、50年の共学化に伴って野球部が誕生。グラウンドや野球用具もなく、ゼロからのスタートだった。函館は当時、全国有数の社会人クラブチーム「函館太洋(オーシャン)倶楽部(くらぶ)」が活躍するなど野球人気が高かったほか、多くの強豪中学校が地元で競い合っていた。

 函館西には後にプロに進んだ橋本力さん(毎日オリオンズ)ら素質のある選手もおり、52年には選抜大会に出場、その年の夏も甲子園の土を踏み、創部3年目で8強入りを果たした。甲子園出場時、2年生の控え投手だった山田日出夫さん(82)=札幌市在住=は「当時は入部希望者が100人ぐらいいた」と振り返る。

 ただ、その後は甲子園から遠ざかった。2000年代に入ると部員集めに苦労し、他部の助っ人なしでは試合がままならない時もあった。来春の函館稜北との統合が決まっており、現在の函館西で出るのは、今夏が最後だ。山田さんは「甲子園出場歴がある高校の誇りを持って、精いっぱいやってほしい」とエールを送る。

出典: asahi.com

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