高橋大輔、緊張の連続 点数確認忘れた…でもSP首位

2018/10/07 11:41

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 フィギュアスケートの近畿選手権が7日、兵庫県尼崎市の尼崎スポーツの森であり、男子ショートプログラム(SP)で2010年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(32、関大ク)が77・28点で首位に立った。フリーは8日に行われる。

 高橋が勝負のリンクに帰ってきた。直前の6分間練習に姿を現すと、観客から大きな拍手と「大ちゃーん」の声援。一挙手一投足を見つめる静寂とジャンプが決まった時の大歓声の繰り返しで、異様な雰囲気に包まれた。期待の大きさを改めて感じたといい、「めちゃめちゃ緊張した」。

 そんななかで滑ったSP。坂本龍一作曲の「ザ・シェルタリング・スカイ」のピアノの音色にのせて、しなやかに舞った。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)や終盤の3回転ルッツは出来栄え点(GOE)で加点がもらえる評価を得た。引退後のブランクに加えて、8月には左足を負傷。調整が思い通りにいかない状況でも、大きなミスなく滑りきり、スタンディングオベーションで迎えられた。

 演技終了後、スコアを確認することを忘れて、控室へ引き揚げようとした。「そういえば点数が出るんだ、と思い出して。それよりも終わった安心感で、帰って着替えたいという気持ちが先走った」。緊張しっぱなしだった32歳の五輪メダリストは、恥ずかしそうに笑った。

出典: asahi.com

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