11日の米医薬品株は波乱含み、米大統領の薬価巡る演説に注目

2018/05/11 0:25

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[ニューヨーク 10日 ロイター] - トランプ米大統領が11日に行う処方箋薬の価格引き下げに関する演説に注目が集まるなか、同日の米株式市場で医薬品株は不安定な動きになると見込まれている。

トランプ大統領はこれまでたびたび、薬価引き下げに意欲を示しており、大統領就任直前の昨年1月には、公的医療保険から支払われる医薬品の価格について、製薬会社は「好き勝手にしている」と批判した。11日の演説はヘルスケアセクター全体に影響が波及する可能性がある。

ヘッジファンドのEスクエアドキャピタルマネジメントのヘルスケア株担当ポートフォリオ・マネジャーは「投資家は不透明感を好まないが、この演説はかなりの不透明要因だ」と指摘。「関連業種に対する打撃がどの程度市場に織り込まれているかは不明」とした。

ヘルスケア調査・コンサルティング会社キャピトル・ストリートの幹部、イプシタ・スモリンスキ氏は「トランプ大統領の提案は、これまでの予算などで確認できる方針よりも、さらに踏み込んだものになると市場ではみられている」と述べた。

ハイト・キャピタルマーケッツのアナリスト、アンドレア・ハリス氏は調査ノートで、「トランプ大統領は激しい言葉遣いをためらったことがなく、演説では製薬会社や薬剤給付管理(PBM)会社、保険会社、病院、諸外国を名指しして高い薬価に責任があると批判するだろう」と分析した。

ハリス氏は、演説の内容が報じられることは関連株への「大きなリスク」になると見込むが、米政権が、「トランプ大統領が演説で提案する最も大胆な政策を少なくとも向こう2年で実施することはない見通し」とした。

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出典: jp.reuters.com

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